ピントと調律のおはなし

最近、自分自身の判断に、少しずつピントの狂いが生じていると感じています。

以前は気にならなかったことが、とても気になるような気がします。

 

相手の行動を冷静に見るより先に、嫌悪や怒りが立ち上がる。
問題を止めることと、相手を打ち負かすことの境界が、曖昧になる。

といった具合でしょうか・・・。

そのような自分の変化を、自覚しています。

 

これは、単に誰かが悪いからでも、環境のせいだけでもありません。

ただ、どのような事情があったとしても、感情に判断を委ねてよい理由にはなりません。

だから今、調律が必要だと考えています。

十戒は、他者を裁くためのものではありません

これは、わたくし自身がピントを見失ったときに立ち返るための基準です。

他者がどう振る舞ったかではなく、その状況で自分が何を選んだのか。

そこだけは、誰かのせいにせず、自分で責任を引き受けるための約束です。

ピントが狂うことはあります。
調律が外れることもあります。


だからこそ、戻るための基準を持ち続けます。

善悪と賢愚は、なんの関係もありません。
だからこそ、わたくしたちはただ高潔であるべきなのです。

これは、皆さまへ向けた命令ではありません。

わたくし自身が、わたくしへ立ち返るための宣言です。